希望の党の問題点
西田昌司の見解 2017・10・1
①選挙に勝つことだけが結党の目的
・理念も政策も無し
・日本をリセット
・非共産反自民で野党結集し政権交代可能な二大保守政党を目指す
・民主党が小沢一郎氏の自由党と合流した時と瓜二つ
・その結果は失望
■興奮熱狂の政権交代そして内紛
■中国の海洋進出に拍車がかかり、経済はデフレに沈み込んだ民主党政権
・今回も希望が失望に変わるのは火を見るよりも明らか
②政権交代を目指すなら誰が総理になるのか示すべき
・首班指名は国会議員でないとできない
・小池氏は都知事である限りその資格が無い
・前原誠司氏? 細野豪志氏? 若狭勝氏?
・選挙の顔と首班が異なるのは羊頭狗肉 、 国民を騙す行為
・小池氏が衆院選に出れば首班の問題はなくなる
・一方、東京都民にどう説明するのか。都民を騙したことになる
・豊洲問題など自分で作った問題を放置では東京五輪は開催不可能
③都民ファーストと希望の党は政策的に矛盾
・都民ファーストの政策は東京一極集中を加速させるもの
・私学の授業料補助や保育士の給与助成など隣接県から人を招き入れる恐れ
・東京都の利益だけで他府県に配慮の無い排他的政策
・国政政党の政策ではあり得ない
④政党助成法の主旨に違反する脱法行為
・政党助成制度は国会議員が5名以上の政党が対象であり、希望の党は対象外
・民進党は野党第1党で政党助成制度などにより150億円近い資金を保有
・民進党は事実上解党し、希望の党に合流
・次期衆院選に党公認候補を出さないということは少なくとも衆院議員はゼロに
・解党なら助成金は国へ返還すべき
・分党ならその手続きをすべき
・民進党公認予定者に助成金を交付したにもかかわらず、希望の党から公認をもらうことは、事実上希望の党への交付金転用になる。完全な脱法行為であり、助成金の詐取の疑いがある
・税金の無駄遣いどころか詐欺的行為である
⑤民進党の責任
・名を捨てて実を取ると前原誠司代表の発言。これが本音
・民進党では勝てない希望の党に名を変えて選挙をするという意味
・先日の代表選で党首になった人がいきなり解党とはあまりにも無責任
・党員だけでなく国民を欺くものである
・議論無しに公党を他党に売り渡すことは民主政治の否定
・党を売ったのみならず、国をも売る行為として激しく糾弾されるべき
⑥希望の党が破綻するのは時間の問題
・様々な矛盾から希望の党が破綻するのは必定
・しかし、それがいつか10日後か? → 政治に影響なし
・半年後、一年後か? → 衆院選で大勝すれば国政に大混乱
⑦政治崩壊、日本崩壊の危機
・国民に希望の党の実態を知らせ判断を誤らせないことが大事
・政治のワイドショー化で政治は本質論争ではなく受け狙いになっている
・この選挙で自民党が過半数を取らねばしばらくこの状態が続く
⑧何故民進党は怒らないのか
・一番の被害者は党を売られた上に希望の党に公認されなかった人達である
・何故彼らは異議を唱えないのか
・結局、彼らも自分の立ち位置がどちらが優位かを見ているだけなのか
・損得だけしか頭に無いのでは政治家の資格無し
・民進党の政治家の皆様に矜持を見せて頂きたい